SOL401 弾塑性大回転の解析-アルミ棒のねじり
はじめに
SOL401では多くのすぐれた非線形解析機能が利用できます。その中の一つ、大ひずみを考慮した角棒のねじり解析の例をご紹介いたします。
断面2x2mm長さ400mmの角棒を0.1秒で10回ねじります。下端は、完全固定し、上端は剛体要素を介し強制変位を与えます。
SOL401/402の良い機能として、剛体要素は大変形、大回転に対応しています。この機能を使えば、複数のノードに同じ変位を与えることができます。
中実の棒なので、ねじり座屈は起こりにくく、例でも単純にねじれていくだけです。モデル図
材料特性は以下のようにします。
解析と結果
解析はSOL402の過渡解析で実行しました。最大塑性ひずみは対数ひずみで0.116です。